お見舞い時に気をつけたい5つのこと

お見舞い

こんにちは!
BABYDOT(ベイビードット)編集部のまいもです。

家族や友人が突然の病気やケガで入院したら、大切な人ですからすぐに駆け付けたくなりますよね。
でも、お見舞い時のマナーやルールを知っていないと、逆に入院している人や病院に迷惑をかけてしまうことも・・・

ここでは、お見舞い時に気をつけたい5つのことについて、ご紹介したいと思います。

生花の持ち込みに注意

病院

ひと昔前のドラマなどでは、お花を持ってお見舞いに行くシーンなどを見かけることがありましたが、これには注意が必要です。

感染のリスクや衛生面の問題で、病院によってはかたく禁止されているからです。

生花や花瓶の水には緑膿菌などの細菌が付着している可能性があります。
健康な人にとってはあまり害はないですが、抵抗力の弱っている患者さんに感染した場合、重篤な症状が出る場合があります。

病院によっては、生花の持ち込み自体を禁止しているので、せっかく持って行っても断られるケースがほとんどです。

生花ではないプリザーブドフラワーなら許可している病院もあるようなので、事前に確認しておくことをおすすめします。

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食べ物などの差し入れにも注意

病院

何か手土産を持ってお見舞いに、という時に思いつくのがフルーツなどの、食べ物があがってくると思います。
しかし、食事も治療の一環として提供されていることがほとんどです。

また、疾患によっては食事制限が必要なこともあるので、どうしても食べ物を持って行きたい場合は、付きそいの家族などに事前に確認しておくことをおすすめします。

入院中は、安静にしておくことがほとんどなので、本や雑誌は喜ばれますよ。

面会時間に気をつける

病院

病院では、面会時間が決められています。
病状によっては面会制限がかかったり、術後安静のため数日間だけ面会を拒否することもあります。

食事や検査などで、病室にいない場合もあります。

せっかくお見舞いに行っても、顔を見れなかったということがないように、付き添いの家族に連絡しておいた方が良いでしょう。
また、手術直後は入院患者さんの負担も大きいので、避けるようにしましょう。

大人数での面会もできるだけ避けましょう。
特に大部屋などで多人数で談笑すると、他の入院患者さんに迷惑をかけるので、2~3人程度にしておくことが望ましいです。

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敷地内は全面禁煙

禁煙

2019年7月に受動喫煙対策義務を定めた改正健康増進法が施行され、病院や診療所などの医療機関は敷地内全面禁煙となりました。

病院の敷地であれば、たとえ外であっても喫煙することは禁止されています。
それは、患者さんだけでなく、お見舞いに来ている人であってもです。

また、電子たばこは改正法の規制の対象外になるようですが、電子たばこも禁止している医療機関もあるので、気をつけましょう。

マスクの準備も

マスク

冬になると、インフルエンザやノロウイルスといった感染症が流行りだします。
特にインフルエンザは潜伏期間があるので、症状はなくてもその間に、せきやくしゃみなどの飛沫で病原菌をまきちらしている可能性もあります。

抵抗力が弱っている患者さんに、感染すると重症化することもあるので危険です。

患者さんだけでなく、医療スタッフにも感染が広がると、医療機関としても機能しなくなるので大変なことになります。

医療機関によっては、感染症が流行りだす時期は、原則マスク着用で面会を許可していることもあるので、事前にマスクを準備しておきましょう。

まとめ

入院患者

お見舞いでのマナーも大事ですが、一番は入院している人への気遣いですよね。
入院中の相手が不快な思いをしないように、最低限のマナーは守りましょう。

また、個人情報の観点から、患者さんの詳しい病状は、医療機関から教えることはできません。
付き添いの家族に事前に連絡をとって、状況を確認してから、お見舞いに行くことをおすすめします。